ファイヤーキングのブランド紹介。

ブランド紹介：Fire-king/ファイヤーキング

ファイヤーキングの略歴

アメリカのガラスメーカー「アンカーホッキング社」の１９４１年から製造販売されるようになった耐熱ガラス製品のブランドがファイヤーキング。

ファイヤーキングは１９８６年には製造販売が終了しましたが、３０年間で製造された食器などはヴィンテージとしてコレクターなどに今でも愛されています。

２０１１年よりファイヤーキングジャパンが設立されて日本向けに改めて製造販売が行われる様になりました。

ファイヤーキングの特徴

ファイヤーキングの販売当時の製品はホウケイ酸ガラスという熱による影響が極端に少ない耐熱ガラスで、その当時料理などでよく使われていたオーブンなどにも耐用出来るように生産されたもので、レンジなどまだまだない時代においてオーブンでも使える食器は革新的で多くの一般家庭や料理やでも使われるごくごく普通の食器としてアメリカでみんなに広まっていきました。

ファイヤーキングはミルクガラスと呼ばれる乳白色の色味でなんとも言えない優しくあたたかい雰囲気があり、それに加えてカラーバリエーションやプリント絵柄などが豊富にあって、今となっては逆に生産されていないスタイルで、ヴィンテージ品などは今でもかなり人気があります。

ファイヤーキング食器などは全体的に厚みがあって重みもあり、肌触りや使用する際の使い心地がとても良く、丈夫なので日常の生活を豊かにする毎日の使用にもとても向いているという点も人気な点ですかね。

人気キャラクターなどの絵柄がプリントされてものやジェダイなど人気シリーズは特に高値にて取引がされているようです。

ファイヤーキングは日本でも昔から人気がありましたが、いまだに値崩れしていない一般食器としてはかなり珍しいメーカーです。

ファイヤーキングの取扱いカテゴリー

ファイヤーキングのカテゴリーで多くを占めるのがマグカップでこちらに関しては当時かなりの量が生産されていたようです。

その他にもカップ＆ソーサーやクリームポットやミルクポット、バターケース、ディナープレートやフルーツプレート、大皿、ボウル、灰皿、グラタンプレートなど一般的な食器全般。

中には調理用ボウルや花器まで生産されていたようです。

ファイヤーキングの代表作

ファイヤーキングの代表作といえば、よく言われているのはジェダイという翡翠の色を取り入れたシリーズで現在ヴィンテージ品としてはかなり高額で取引されているものも多くあります。

翡翠を取り入れた理由としては、当時アメリカではオリエントブームが起きており、中国でもっとも高価とされていた翡翠色に注目し取り入れたようです。

ファイヤーキングは年代によって刻印が細かく分かれており、１９４０年代に生産された刻印のジェダイはかなり高額で取引されるようです。

ファイヤーキングはマグカップの種類も多くあり、そのバリエーションも人気の理由です。

ファイヤーキングの商品新品価格帯。

当時のファイヤーキングは一般的な食器として販売されていたものなので、当時は格安で販売されておりましたが、当時の新品販売価格はわからないので、現在販売されているヴィンテージとしての販売価格を以下にご紹介します。

ジェダイＤハンドルマグ：７９８０円～

ジェダイアリスカップ＆ソーサー：５９８０円～

ジェダイディナープレート：６９８０円～

ジェダイフルーツボウル：３９８０円～

ターコイズブルーＤハンドルマグ：１１８００円～

ターコイズブルーカップ＆ソーサー：５４８０円～

ターコイズブルーエッグプレート：３９８０円～

などなど

ファイヤーキングの利用者層

ファイヤーキングを今利用されている方は２種類いるかと思います。

昔に購入されて未だに利用されている５０代以上の方、最近注目されていることで利用し始めた２０代～４０代の若い世代。

２種類のうち現在どちらが多いかといえば、やはり最近使用し始めた世代かと思います。