ブランド紹介:OMEGA/オメガ
オメガの略歴
1848年にラショードフォンにルイブランによって懐中時計の組み立て工房が設立。
1877年にルイブランの息子によってLouis Brandt & Filsが設立。
1882年に本拠地を現在地のビールに移転。
1894年にメーカー名に変更されたキャリバー「オメガ」を制作。
1965年にアメリカ航空宇宙局の厳しい先行をただひとつ合格した公式腕時計のスピードマスターを発表。
スピードマスターが公式腕時計として認定されたことにより、オメガのブランドが一気に世界に広がる。
1983年にロンジンなどのASUAGグループと合併し、現在のスウォッチグループの前身であるグループを設立。
現在ではスウォッチグループは世界の高級腕時計からカジュアル腕時計、車などを抱える大企業となっております。
オメガの特徴
オメガはいくつかのシリーズで世界的に利用されているロングセラー腕時計を生産しており、それらのシリーズは今でも改良などが加えられて現在でも販売されているものが多い。
オメガのネーミングともなっているキャリバー自体にオメガは定評があり、過去に出ているキャリバー30系やキャリバー550系はオメガで設計されており、今でも時代を超える名品として取り扱われています。
世界的に有名な高級腕時計ブランドでも多くのメーカーはムーブメントを自社生産しておらず、オメガもシリーズによっては自社生産してないものもあるようですが、シーマスターなどは未だに完全自社生産を行っている珍しい腕時計ブランドでもあります。
オメガの腕時計はいくつかのシリーズでパラリンピックやオリンピック、全米プロゴルフ教会などの公式腕時計に認定されている点でクオリティの高さやブランド力を計り知れることが出来ます。
それの第一歩を踏み出したシリーズとして、アメリカ航空宇宙局の公式腕時計として認定された「スピードマスター」はオメガの名前を世界に知らしめた一品として知られています。
オメガはクロノグラフやドレスウォッチ、普及型モデル(オメガの名前ではなく、ジュネーブと表記されている)など幅広い生産を行っており、高級時計ブランドではありながら庶民的な感覚も与える良質な腕時計としても利用されています。
オメガの取扱いカテゴリー
オメガは創業当時であれば懐中時計なども生産しておりましたが、現在では腕時計専門のスイス高級ブランドになり、腕時計のカテゴリーとしてはクロノグラフ、ドレスウォッチ、普及モデルなどがあります。
オメガの代表作
オメガと言えば、オメガを世界的に有名にした「スピードマスター」が代表的な作品と言えるでしょう。
シーマスターの手巻きキャリバーを搭載したシーマスタークロノグラフで、スピードマスターの裏蓋にもシーホースが刻印されており、その名残が見られますが、1957年にスピードマスターとして発表されています。
1965年にアメリカ航空宇宙局が宇宙での仕様にも耐えうる腕時計を選定するために、各社の腕時計を選び、耐久性や耐熱性など多くの選定項目で試した結果、オメガのスピードマスターだけが選定項目をクリアし、スピードマスターをアメリカ航空宇宙局の認定腕時計にしたことで、オメガ腕時計のクオリティの高さが証明されてそこから世界的な高級腕時計ブランドとなった始まりのシリーズ。
アメリカ航空宇宙局で認定されてことにより、名前も「スピードマスター プロフェッショナル」となりました。
スピードマスタープロフェッショナルは手巻きのクロノグラフですが、現在はスピードマスターオートマチックという自動巻きのクロノグラフも販売されています。
オメガの商品新品価格帯。
オメガはスイスの高級ブランド腕時計として世界的に有名ですが、高級腕時計という割には安価なシリーズも多く、一般的に買いやすくは無いまでも、手に届く最高級の腕時計ブランドという印象はあります。
以下にオメガ商品の新品価格の一例をご紹介。
シーマスタープラネットオーシャン:1480000円
スピードマスタームーンウォッチプロフェッショナル:435000円
デビルプレステージ:225000円
コンステレーションコーアクシャルクロノメーター:438000円
コンステレーションブラッシュクオーツ:268000円
シーマスターコーアクシャルアクアテラマスタークロノメーター:464000円
シーマスターオリンピックゲームピョンチャン:635000円
レイルマスターコーアクシャル:958000円
スピードマスタームーンフェイズ:780000円
などなど
オメガの利用者層
オメガは公式認定の多いブランド腕時計で業界の人なら1本は持っているであろうメーカー。
一般の方もスピードマスターやシーマスターなら意外と一般的には利用されている部分はあるかと思いますが、それでもやはり高級腕時計メーカーなので、利用者は割と裕福な方々になるかと思います。
20代で利用している人はなかなかいないでしょうね。
その分年配70代くらいの方でも全然利用されてはいるかと思います。
オメガのブランド紹介まとめ
オメガはアジア諸国などで模造品が製造されるくらいなので、以下に多くの人に選ばれやすく、人気であるかということが分かりますが、オメガ腕時計自体の品質は最近では10年オーバーホールしなくてもいいくらい品質が向上しており、クオリティも高級腕時計ブランドならではでコストパフォーマンスにも優れているとても優良なメーカーだと思います。
中古市場では模造品の判別が難しく、取扱いが難しい部分はあります。
それでもリサイクルショップのココカラココロでもオメガ腕時計の買取、販売として取り扱っており、ご不用になられた際のオメガ腕時計の買取には力を入れております。
ご不用の際は是非ご依頼くださいませ。
オメガのシリーズラインナップを一部ご紹介。
グローブマスター、コンステレーション、シーマスター300、プラネットオーシャン、アクアテラ、レイルマスター、ダイバー300メートル、ブルヘッド、プロプロフ、ムーンウォッチ、スピードマスター57、マーク2、レーシング、スピードマスター38mm、スピードマスター、ソーラーインパルス、レガッタ、スカイウォーカー、スペースマスター、レディマティック、アワービジョン、トレゾア、プレステージ、トゥールビヨン
などなど。