秋田木工のブランド紹介。

ブランド紹介：秋田木工

秋田木工の略歴

ミヒャエルトーネットによって開発された木材の特性を生かした曲木技術を継承した日本で唯一の曲木木工家具メーカー「秋田木工」。

その技術が日本に渡ったのは、１７９０年代に曲木技術が開発されてから１２０年程度経った１９１０年にブナ材など木材が豊富で環境も整っていた秋田県にて設立されたメーカーが秋田木工。

当時から今でも曲木家具を生産している貴重なメーカーでその当時販売されていた家具は今でも生産されており人気があるなど多くの人に今でも愛されるメーカーです。

秋田木工の特徴

秋田木工といえば曲木木工家具にとことんこだわったモノづくりを追求している日本で唯一のメーカー。

曲木に対する情熱や気配りなどは世界でも珍しいくらいの世界に誇る日本メーカーです。

生産自体も自社工場でほとんどの作業を行い、専門的な技術を習得した職人がひとつひとつ丁寧に秋田木工の家具を生産しています。

曲木家具の工程はまず木を選定し、裁断することから始まります。

熟年の判断が必要な部分で木を見ればいい家具が作れるということがわかるくらいらしいです。

その後、まず曲木を行うための金型が生産されますが、この工程がとても大変らしいですね。

鉄は一度打つと元には戻せない為、とても繊細でかつ特殊な工具が必要なため、工具自体も自社で作っているそうです。

出来た金型に裁断された木材を合わせて曲げていくのですが、まず木材を高温で蒸しあげて柔らかくし、そこから手作業で一気に曲げていきます。

曲げることによって更に強度が増し、見た目にも美しい家具が仕上がるのでこの手作業の工程はとても大事なようです。

曲げられた木材はその後丁寧に研磨されて、それぞれのパーツを組み上げて、さらには木材の特性に合わせて塗装され、最後に検品が行われて生産終了となります。

大変手の込んだ作業を熟練の職人一人ひとりが行う為、全部が大事なパートで誰にも真似できない工程の為、今でも日本で唯一の曲木家具専門秋田木工は支持されています。

秋田木工の取扱いカテゴリー

秋田木工で一番最初に生産されたのは、今でも人気がある曲木ダイニングチェアで、秋田木工のメインの生産はスツールや椅子などが多くを占めております。

椅子以外にはダイニングテーブルやサイドテーブル、ポールハンガー、ローテーブル、ベット、ソファ、オーピンシェルフなどがあります。

秋田木工の代表作

秋田木工の代表作としては、グッドデザイン賞など受賞している作品が何点かありますが、昔から今まで変わらない人気が衰えない剣持勇デザインのスツールが挙げられると思います。

ＩＤＣ大塚で現在秋田木工の家具は販売されていますが、そのスツールの名称は「スツール２０２」。

曲木で作られたシンプルなサイドフレームに梁を渡して、その上に座面を乗せるというとてもシンプルなデザイン。

コンパクトにスタッキングできるのも大きな特徴です。

中古市場でもヴィンテージ品、現行品ともにとても人気があり、多くの人に知られている一品です。

秋田木工の商品新品価格帯。

秋田木工は日本で唯一の曲木家具メーカーで、特殊な技術を用いて手作業で生産されてはいますが、新品の価格帯は一般の方でも買いやすいとてもコストパフォーマンスに優れた家具が多いです。

以下に一部新品価格帯をご紹介致します。

スツール２０２：１９８００円

カウンター２０９Ｃ：１７２８０円

スツール２０１：２４０００円

サイドテーブルＴ２０２：２５９２０円

ダイニングチェア０８０８：２６８００円

ハンナチェア：２９５００円

キッズテーブルＴ１０１：２９９７０円

ローテーブル２０９ＥＢ：３５０００円

などなど

秋田木工の利用者層

秋田木工は１９１０年創業から多くの日本人に利用されており、今でも利用者が多いので、剣持勇スツール２０２は年配の方のご自宅にもあるのを拝見しますし、若い方が購入されるのも見ているので、多くの世代に利用されている国民的に人気の秋田木工だと思います。