ブランド紹介:ARABIA/アラビア
アラビアの略歴
1873年11月に北欧スウェーデンのロールストランド社がアラビア地区に設立した製陶所から始まったメーカー。
当初は主にロシア向けの一般的な日用食器などを主に生産していましたが、独自の技法やデザインを研究し、ロシアからフィンランドが独立する1年前にロールストランド社から独立してアラビアが誕生しました。
そこからフィンランドの一般的なフィンランドらしい製陶所として国民的に認知されてきました。
デザイナーと起用した作品なども制作し、今ではその当時のヴィンテージ品などは高価にて取引されるメーカーとなりました。
アラビアの特徴
1932年にアートディレクターとしてアラビアに迎え入れられたクルトエクホルムによって日用食器のデザインに取り入れられた機能性やアラビアデザイン部門の設立で優れた作家やデザイナーなどが自由に製陶出来る環境が整ったことにより、常識を覆す新しいデザインなどが導入されたことによって一気にアラビア自体の知名度が世界に届くようになったみたいですね。
歴史あるアラビア初頭の作品などはコレクターなどが世界にたくさんいるため、今でもかなりの値段で取引されることが多く、日本でも2000年ごろから北欧製品についての関心が広まり、日本映画でフィンランドを舞台にほのぼのとした印象の作品「かもめ食堂」にて取り扱われていたアラビアの24h avecは日本でもかなり人気が出てため、在庫自体がなくなり、さらには復刻までされたくらいでした。
北欧と日本はいろいろと近しいところがあり、日本人の感性にマッチすることも人気が出た理由だと思います。
アラビアの取扱いカテゴリー
アラビア自体は製陶品メーカーですので、主に日用食器などがメインでの生産にはなりますが、陶磁器で生産できるいろいろな物を生産しておりましたので、花器など珍しいものも複数あるかと思います。
一般的にはカップ&ソーサーやプレート、ボウルがカテゴリーとして認知されいます。
アラビアの代表作
アラビアで人気があるのが、フィンランドのキャラクターとして有名なムーミンとコラボレーションした日用食器ですね。
ロングセラーのパラティッシや24h avecなども挙げられますが、どれも収集家向けの骨董品となり、一般的な代表作としてはやはりムーミン食器になるかと思います。
ムーミン食器はひとつひとつの柄がそこまで多く生産されていない為、廃盤となった柄などは現在定価を上回る価格にて取引されることが多いくらい人気なんですよ。
アラビアの商品新品価格帯。
アラビアは現在でも多くの日用食器などを生産販売しており、ロングセラーもありますので、新品での価格帯を以下にご紹介致します。
フィンランド100マグ スオメンクッカ:2700円~
パラティッシプレート21cm:4212円~
パラティッシスープボウル:5670円~
パラティッシカップ&ソーサー:6000円~
ブラックパラティッシマグ:2592円~
ブラックパラティッシオーバルプレート:6480円~
カラーズコーヒーカップ&ソーサー:5508円~
などなど
アラビアの利用者層
アラビアが日本に入ってきたのはかなり前になりますので、意外と70代以上のご高齢の方々がご利用だったりしますし、最近では30代以上の中間年齢層にもメディアなどの影響で人気があるので、実際のアラビア自体の利用者層は中間年齢以上が日本ではもっとも利用されているかと思います。
フィンランドでは一般的な日用食器なので、子供から老人まで使われているでしょう。
アラビアのブランド紹介まとめ
アラビアの食器はまったくアラビアを知らない方でも目についた特に素敵だなと手にされている機会も多く、ブランドよりも商品がひき立っているとても良い食器メーカーなんです。
日本でも最近になって取り上げられる機会も多くなりましたが、世界的にはかなり有名なメーカーでマニアも多いので、中古市場でも多くの方が探されています。
恐らく今後も人気が途絶えることなく、更には知らなかった人々に新しい刺激を与えていくアラビア食器。
中古市場に出回る数も増えては来ていますが、ココカラココロではまだまだ見ていないアラビア食器お沢山ありますので、ご不用になられましたらヴィンテージアラビア食器は高価にて買取しますので、是非お売りください。
宅配での対応も可能ですので、全国からご依頼頂けますよ~。
アラビアの商品シリーズラインナップを一部ご紹介。
アラビアフィンランド独立100周年シリーズ、パラティッシ、ブラックパラティッシ、パープルパラティッシ、カラーズ、ムーミン、ケトオルヴォッキ、ココ、24hトゥオキオ、24h、ピーロパイッカ、24hアベック、サンタクロース、アングリーバード
などなど。