ブランド紹介：HERMES/エルメス
エルメスの略歴
１８３７年にティエリーエルメスによって馬具工房としてフランスパリに開業される。
１８７８年にパリ万博に出品した鞍（騎乗する際に用いる馬具）で金賞を受賞する。
１８７９年に工房を現在の本店がある場所へ移転。
１８９２年にエミールモーリスエルメスが事業の拡大に着手し、馬具制作の技術を用いたバックなどの生産を始める。
１９２７年からは時計や服飾品などの生産も始める。
１９７８年に日本に直営店となるブティックをオープン。
１９８０年頃から他の高級ファッションブランドとは異なる路線で自社の製品生産を受注していた小規模企業を買収し、企画から生産まで一貫して自社で行うようになる。
２００４年頃からエルメスの馬具など伝統的なものを意識した製品などをデザインし、発表したことにより更にエルメス自体のブランド力を上げることになる。
多くの著名な俳優などに利用されていたことからネーミングされたバックなどは生産数の少なさから未だに値段が高騰している珍しいファッションブランド。
エルメスの特徴
エルメスブランドの始まりが馬具工房ということもあり、馬具自体が固い革で生産されるものなので、革自体の取扱い技術は相当なものを持っており、そこから社会的に車などが普及していったことで馬具自体の需要が下がることを事前に把握し、孫の世代で事業をファッションブランドへと拡大したことでまた新たな扉を開いてきたメーカー。
エルメスの始まりである馬具工房はその当時から品質の高さなどでナポレオン３世やロシア皇帝などにも愛用されており、貴族と呼ばれる人たちを相手に商売をしていた時点でエルメスはすでに企業としては成功していました。
エルメスはひとのつながりにより著名人との対話もあり、それら著名人の為にデザインされたバックなどが多いのも有名で、その製品には実際に著名人のネーミングがされています。
著名人にはケリーやジェーンバーキン、エルマクファーソン、マレットタナカなどがいます。
エルメスは製品は品質を保つために、ほとんどの製品を自社にて生産しているという点で製品の生産販売数がどうしても少なくなってしまい、需要に供給が追い付いていないという点も高級ファッションブランドとしての地位を高くしており。
ケリーやバーキンなど人気シリーズは店頭に並ぶ瞬間に高額でありながら半日を待たずに売れてしまうくらいです。
エルメスの確かな品質はもちろんのこといろいろな要素が相まって未だに揺るぎない高級ファッションブランドとしての地位を保っています。
エルメスの取扱いカテゴリー
エルメスは今ではバック製品が一番有名ですが、その他にもベルトや皮手袋、ガムケース、手帳カバー、名刺カバー、笛、トランプ、マネークリップ、ピルケース、扇子、犬用首輪、腕時計などもファッション品以外に取り扱っている様です。
エルメスの代表作
エルメスの代表作としては、ケリーバックとバーキンバックの２点が間違いなく上がるでしょう。
バーキンバックはカジュアルバックとして販売されていますが、価格は全然カジュアルではない女性の憧れのバックといわれています。
バーキンは当時の社長がある飛行機の機内で偶然居合わせたジェーンバーキンが使っていた籐のカゴバックに私物の荷物を詰め込むようにして使っているのを見て、是非私どもにあなたが使いやすいバックを作らせて下さいと逆にお願いしたことにより生産されました。
そんな生まれのバーキンはいろいろな物を収納しても収納わけが出来るような実用性が一番の売りとなっており、デザインとしてはさほど特質したものではないシンプルなものですが、エルメスの加工技術が詰まったデザインではない高級感がとても出ている優れたバックです。
エルメスの商品新品価格帯。
エルメスはネクタイや小物も取り扱っており、それらはエルメスの中では買いやすい価格ではありながら、１点８万円程度とそれでもかなり高級なファッションブランドとなっております。
以下にエルメス商品の新品価格の一例をご紹介。
コルルノ マキシバッグ：４８４９２０円
ドゥブルサンス ４５バッグ：５４１０８０円
マキシボックス カバ３０バッグ：６１５６００円
プリュム ミニバッグ：７１８２００円
ヴィクトリア２ フールトゥ３５バッグ：６４３６８０円
エジェ ポシェット：５５９４４０円
ジジェ エラン２９クラッチバッグ：４３５２４０円
エブリン３ ２９バッグ：４０７１６０円
ジプシエール ２８バッグ：９９０３６０円
オクサー バッグ：１２４２０００円
シティバック ２７バッグ：９４７１６０円
シティスライド ショルダーＭＭバッグ：６０１５６０円
などなど
エルメスの利用者層
エルメスを利用される方は基本的に裕福な方のみでないと購入できないくらいの価格設定になるので、かなり限られた人たちに利用されるブランドとなっております。
世界でも一握りの人しか利用できないという点もブランド力を大きく上げている要素であり、長く愛されている理由でもあります。
エルメスのブランド紹介まとめ
エルメスは高級ファッションブランドとしては間違いなく世界でもナンバーワンに近いくらいのブランドとなっています。
その理由は上記にお話してきた要素が多く、他のどのメーカーにも真似のできない唯一無二です。
エルメスは製品価格がとても高価で憧れのブランドでもあるので、模造品なども多く出回っており、模造品の判別もかなり難しくなってきている点で、中古市場での取り扱いはとても難しいです。
それでもリサイクルショップのココカラココロではエルメスバッグなどの買取、販売として取り扱っており、ご不用になられた際のエルメスバッグの買取には力を入れております。
ご不用の際は是非ご依頼くださいませ。
エルメスのシリーズラインナップを一部ご紹介。
バーキン、ケリー、ガーデンパーティー、ピコタン、ボリード、エブリン、ビクトリア、オータクロア、フルートゥエールライン、コンスタンス、ジプシエール、ミニケリー、ドラッグ、プリュム、パリボンベイ、リンディ、トリム、ヴェスパサコ、ジジェ、シェルパ、ヴァルパライソ
などなど。
