サルヴァトーレフェラガモのブランド紹介。

ブランド紹介：Salvatore Ferragamo/サルヴァトーレフェラガモ

サルヴァトーレフェラガモの略歴

イタリア南部にて生まれたサルヴァトーレフェラガモによって創業されたファッションメーカー。

９歳の時に妹の靴を作ったことにより始まる。

１１歳で自宅にて靴屋を開業。

１５歳で兄弟が働いていたアメリカのブーツ工場に移住。

カリフォルニアに更に移転した際に映画で使用される衣装の靴を制作。

ハリウッド俳優などの間で著名人専用の靴職人として業界の中で名声が広がる。

１９２３年にアメリカからイタリアのフィレンツェへと戻る。

１９３３年に世界大恐慌の影響で倒産。

その後また、有名人や皇族などの顧客を獲得し、地道に再興する。

１９４７年に発表された靴は見えない靴として知られている「ウェッジヒールフラットフォームソール」で特許を取り、また世界に知られるようになる。

今ではサルヴァトーレフェラガモの死後も親族によって受け継がれた世界でも有数のトータルファッションブランドとしての地位を確立しています。

サルヴァトーレフェラガモの特徴

まずサルヴァトーレフェラガモで驚きなので、９歳という若さで妹の為に靴を作るという衝撃の事実。

９歳といえば小学校の中学年程度なので今では考えられない状況で天才としか思えない素質を既に発揮していたそうです。

行動力もあり１１歳には自宅ではありながら自身の靴工房を設立し、社会的なサルヴァトーレフェラガモとしての企業をスタートさせています。

サルヴァトーレフェラガモは靴職人としてとても優れており、そういった靴職人としての品質と人との出会いで優良な顧客を次々と獲得し、個人としては珍しいレベルまで上り詰めています。

一時の倒産という事実はあったものの、世界各国の皇族などの顧客に再度恵まれて、また盛り返すというかなり珍しいパターン。

それもやはり靴職人としての優れた才能と運があったサルヴァトーレフェラガモだからこそできた経歴ですよね。

残念ながら才能と運、行動力はあったのですが、経営についてはあまりうまくなかったというのがわかりますね。

サルヴァトーレフェラガモの取扱いカテゴリー

サルヴァトーレフェラガモは世界でも有数のトータルファッションブランドですので、ファッションに関わる製品を多く取り扱っています。

シューズ、ハンドバック、財布、革小物、スカーフ、アクセサリー、ベルト、ジュエリー、時計、サングラス、香水、ネクタイなどなど。

サルヴァトーレフェラガモの代表作

サルヴァトーレフェラガモは複数の特許を取っており、その一つが有名ですが、それが「ウェッジヒールフラットフォームソール」という見えない靴という代名詞を持つもの。

今では女性の靴では割とおなじみになってはいますが、ヒールが全体的に付けられており、スニーカーっぽい履きやすさでありながら、デザインとしてはヒールと変わらない女性らしさがあるものとなっております。

女性にとってはお洒落は我慢とも言いますが、そういったことを靴職人ならではの知識と技術で作られた未だに受け継がれている名作です。

サルヴァトーレフェラガモの商品新品価格帯。

サルヴァトーレフェラガモは高級ファッションブランドとまではいきませんが、それでも新品での商品価格は一般的な製品と比べると高めの値段設定にはなっています。

ただ、品質や素材は一級品なのでコストパフォーマンスには優れているかと思います。

以下にサルヴァトーレフェラガモ商品の新品価格の一例をご紹介。

パンプス：１０８０００円～

フラップショルダーバック：１７２８００円

トップハンドル：１９９８００円

スモールソフィア：２５９２００円

ストール：１８３６０円～

ネックレス：３３４８０円～

レースアップ：１０２６００円～

モンクストラップ：１７８２００円

バックパック：２９１６００円～

などなど

サルヴァトーレフェラガモの利用者層

サルヴァトーレフェラガモのパンプスなどの代表的なものはエレガントではあるものの割とクラシックな要素が強く、利用されている方は割と長く好きで利用されている方が多いかと思うので、年配の方に人気のあるブランドではあります。

中古市場でも若い方の購入はあまりなく、３０代以上が購入されている印象があります。