ブランド紹介:コスガ/KOSUGA
コスガの略歴
1862年に創業したコスガ。
当初は籐カゴなどの生産を行っていたようですが、業績の悪化に伴い縮小し、一度は破産までいってしまった企業ですが、2009年に新たにコスガ家具として再建し、現在まで続いている日本のインテリア家具メーカーです。
コスガの特徴
コスガは自社工場を群馬県に構えて、ほとんどの家具を自社工場で職人によってひとつひとつ丁寧に生産されており、昨今の生産コストを抑えるための海外生産に頼ることなく、品質を保つ努力を行っている数少ない日本の家具メーカーですね。
自社工場での生産によるソファなど家具のオリジナル品や細かなサイズオーダーなどのカスタマイズから購入した家具のメンテナンスや修理まで行っているアフターサポートにも優れているメーカー。
日本の環境に合わせてコスガの家具はどれも日本人に最適で、今では住宅環境もどんどん狭くなってきていることにも対応した製品を生産しているので、日本人として選ばれやすいメーカー。
コスガの家具はどれも良質な素材を使用しており、確かな技術によって生産されているため、耐久性も高く、リペアなども出来るため、販売価格自体は高めでも長年利用していけるため、コストパフォーマンスにも優れております。
また、ドイツの子供椅子モイジベビーチェアも取り扱っており、良質な海外製品も販売しております。
コスガの取扱いカテゴリー
コスガはそこまで大きな企業ではないので、取扱商品自体は大型企業に比べて少なくはなりますが、家具1点1点のクオリティはとても高く、カテゴリーとしてソファ、ダイニングチェア、ベビーチェア、セール品といったような形になっております。
ショールームなどでは上記カテゴリー以外にも取り扱っているかとは思います。
コスガの代表作
コスガによってデザインされている家具ではありませんが、コスガの確かな技術を用いてデザインされてから50年以上経過した優良な家具の復刻品が代表作と言っていいかと思います。
ウェグナーデザインのチャイニーズチェアからインスパイヤーされたという世界的に有名なザチェアなど高度な木工技術が必要とされる椅子などがあります。
コスガの商品新品価格帯。
コスガの家具はどれも日本の職人によってひとつひとつ丁寧に作られている為、新品での価格帯はそれなりにお値段は張ります。
新品価格帯を一部以下にご紹介します。
究極のチェア:84240円
ペーパーコードチェア:84240円
カントリーシリーズ復刻チェア:120960円
三次元カーブチェア:56160円
流線フォルムチェア:64240円
などなど。
コスガの利用者層
コスガはあまり一般的に知名度が高いメーカーではありませんが、取り扱っているメーカーも多くあり、価格帯や実際に買取させて頂いた環境を拝見すると、40代以上の年配の方々に人気のあるかと思います。
日本生産の確かなクオリティを求めているのがその世代なのかと感じます。
コスガのブランド紹介まとめ
コスガの家具は中古市場でも多く出回っており、リサイクルショップのココカラココロでも何度も買取をさせて頂いておりますが、実際のコスガ家具はどれも質が高く素材も良いので、良質な家具だなという実感はあります。
前述しました通り、コスガの日本生産にこだわるスタンスは今の日本においては貴重で、日本の技術は世界でもトップクラスなので今後も是非続けていって頂きたい家具メーカーではあります。
コスガの商品ラインナップを一部ご紹介。
4045ソファ、4045カウチセット、6080ソファ、6020カウチセット、6038リビングダイニング、Mod643カウチセット、2350ダイニングテーブル、2355デスクセット、0350テレビボード
などなど。